鉛筆なめなめの日々

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アニメの質と商業的成功

とあるアニメ作品のDVD、BDが売れていないらしい。
僕はその作品を観ていないのだが、所謂萌えな感じの作品ではなく地味な印象だったが、放送中も評価が高かったと記憶している。
その作品のDVD、BDが売れていない事に対して、「今の若い世代は頭を使う事を嫌がる」(から作品が理解されない)というコメントがあった。
うーん、このコメントはどうだろう?
僕自身は若い世代ではないが、「最近の若い奴は~」みたいなコメントが大嫌いというのもある。
でも、それを差し引いても疑問が残るコメントだ。
前提として、面白い作品、質の高い作品だからといってDVDやBDを買いたくなるわけではない。
何度も繰り返し観たいと思うか、あるいは手元においておきたいという愛着をもてるかどうかが購入するかの判断基準だと思う。
面白いと思った映画でも、何度も繰り返し観たいと思う物は少ないだろう。
お金持ちが好きな時に観たいとか、コレクターとして手元においておきたいという需要以外は、どんなに面白くてもレンタルで充分と思う人は多いと思う。
ただアニメの場合は、スポンサーがつく子供向けは除いて、深夜枠で放送してBDの売上で回収というビジネスモデルになっているようだ。
こういうビジネスモデルは、DVDやBDを買ってもらわなければ商業的には失敗となってしまう。
だからどうしても面白いだけの作品ではダメで、可愛いキャラが出ているとか、作画がいいとか、迫力があるとか、そういった作品が売れるようになる。
だいたいアニメのBDは高い。
1クール揃えようとすると、数万円単位のお金がかかる。
そういったベースの中で、質は高いけど地味な作品の売上が芳しくないのは仕方がないのではないか?
ましてや売れない理由を若い世代が頭を使わない事だなんて見当違いも甚だしいと思う。
ビジネスモデルにあわないだけなんだよと。
確かにこのビジネスモデルの中で、質の高い地味な作品が失敗作として忘れられていき、新たにそういう作品が作りづらい状況になるのは寂しい事だと思う。
ただそれは業界の収益体質の問題であって、「若い世代が頭を使う事を嫌がる」なんて事ではないだろう。
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